¥2,970
ノーツ第二号「引越し」
204ページ、ソフトカバー/スパイラル綴じ、日本語
サイズ: 155 × 210 mm
刊行年: 2024
デザイン: Reflecta, Inc.
¥2,970(税込)
建築コレクティブ「GROUP」による、毎号異なるテーマを特集するインタビューを主体とした本。ノート(note)という言葉には記録や注、覚え書きといった意味がありますが、この本は、様々な技術や知識、経験をもった人々との対話の記録と、それに併走するたくさんの注釈を束ねています。
第二号のテーマは「引越し」。
本書では、家や引越し、家族、日常のことを題材にした作品を多く手がける小説家の滝口悠生、石毛健太、垂水五滴、黒坂祐からなるアート・コレクティブのURG、映像エスノグラファーとして移動する家族の研究を行う大橋香奈、モンゴルを専門に研究する文化人類学者である堀田あゆみらへの長文インタビュー、ブック・イン・ブックの体裁をとって収録された写真家・濱田晋による写真作品、アウレリ&ジュディッチの未邦訳の論考の翻訳を収録し、個々人の生が抱える私的な問題が土地の文脈や時間の経過と複雑に関係し合う「引越し」を問い直します。
井上岳:建築家・博士(工学) 石上純也建築設計事務所を経て、GROUP共同主宰。Instagram: @inouegaku
齋藤直紀 :建築家・博士(工学)。東京大学IFI特任助教。GROUP共同主宰。共編著に『東京の創発的アーバニズム』(学芸出版社, 2022年)、『EMERGENT Tokyo』(ORO Editions, 2022年)がある。
大村高広:1991年富山県生まれ。東京理科大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。博士(工学)。2023年までGROUP共同主宰。2023年から茨城大学工学部助教。