Kokeshisky|Endless Summer
会期:2026年7月29日(水)〜8月30日(日)
会場:オン・サンデーズ&ライトシード・ギャラリー(ワタリウム美術館B1)
オン・サンデーズ&ライトシード・ギャラリーではポップでレトロフューチャーな雰囲気を持ちながら、具象性と象徴性を兼ね備えたペインティングで独自の世界を描くKokeshisky(コケシスキー)の個展「Endless Summer」を開催します。
その作品に登場する、ここではないどこかを見つめているかのような少女、フラットでカラフルな色彩で彩られた建築や公園などの空間、画面の向こうで何ごとかを囁きあっているような動物や植物。
彼女の作品で描かれる世界は、具象的で何が書いてあるのかが明白でありながら、安易な解釈や言語化を拒んでいるように見えます。またその作品中にしばしば現れるGoogleマップの赤いピンや、プレイヤーの再生ボタン(▶)マークなどのアイコンは、視覚的には解釈の手がかりを与えてくれるように見えても、それがひとつの答えを指し示すわけではありません。
思わせぶりな身振りとは裏腹な無表情の人物、特定の季節や場所に結びつくような装い、そして明らかに象徴的な関連性を示唆しながら決してその答えを開示せずに描かれる世界。そこには見るものの前に魔法の窓が置かれているように、どこか非現実の風景が広がっているのです。
今回の展示では、近年精力的に取り組んでいる、時間の重なりをテーマとした 「ストリートビュー」 シリーズ、夏を思わせる光景が描かれた「Endless summer」に加え新作ペインティングも発表いたします。
作家プロフィール
コケシスキー
香川県高松市生まれ
多摩美術大学デザイン科卒業後渡米。 Pratt Institute(ニューヨーク)卒業、MFA取得。
モーショングラフィック・デザイナーとして活動後帰国し、デザイン業に従事する傍ら2005年より絵画制作を開始。
2016年、制作のフィールドをファインアートに移し、初個展開催。近年は戸田建設( 東京・京橋) 主催の個展や、京都蔦屋書店で個展形式で作品を発表。
<ライトシード・ギャラリーとは>
1991年、ワタリウム美術館初めての現代美術展「ライトシード」はスイスのキュレーター、ハラルド・ゼーマンを招聘しサイ・トゥウォンブリ、ヴォルフガンク・ライプ、ミシェル・ヴェルジューの3名の作品を展示し「光」を通じて世界とアートについて対話し交流しようと呼びかけました。光は超越的な物資としての側面と、人間精神のメタファーとしての側面を併せ持つ美術にとって最も普遍的で根源的な存在です。ワタリウム美術館がスタートするにあたってハラルド・ゼーマンが指し示した「精神のバミューダ・トライアングルであれ」という方向はいまもこの場所で息づいています。
Seedは種子、芽、起源、種である。
Seedなしでは生命はない。
Lightなしでは種子の発芽はない。
Lightなしではぬくもりもなく、
Lightなしでは生成も、精神もない。
Lightなしでは浸透してくる闇も、その闇の力を抑制したり、闇のファンタジーを浄化したりすることもない。
Lightなしでは絵画もない。
ライトシード・ギャラリーはその精神を受け継ぎ、光と光の生み出すものを探求することを目標として誕生しました。
- ギャラリー空間構成 -
階段右側に伸びる細長いスペースは、国内外の若手アーティストをはじめ、音楽や建築、デザインなど多様なジャンルにおいて興味深い活動を繰り広げている作家にフォーカスし企画展示、作品の販売を行います。
階段を下りた左側には<ヴューイング・ウォール>。この大きな壁面を生かし、アンディ・ウォーホル、ヨーゼフ・ボイスからキース・ヘリングまで、ワタリウム美術館のコレクション作品から選りすぐりの現代美術のマスターピースを展示します。
ライトシード・ギャラリーは神宮前の三角形の最深部、オン・サンデーズの小さな空間から世界をアートの光で満たしてゆきます。
<アクセス>
- 所在地
- 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-7-6
- TEL
- 03-3470-1424
- FAX
- 03-3478-0809
- 営業時間
- <営業時間>
オン・サンデーズ&ライトシード・ギャラリー 営業時間11:00~20:00
- 定休日
- 無休
- Email
- [email protected]