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安土草多 ガラスの展覧会
2024年6月26日(水) ~ 8月7日(水)

オン・サンデーズでは岐阜県飛騨高山に工房を構え伝統的な宙吹きガラスに新鮮な感覚を吹き込んだ工芸作家、安土草多の個 展を開催します。安土さんのランプや器の数々は、飾って眺める作品ではなく、暮らしの中で使われる道具として作られてい ます。その創作物に美や価値を見出すのはそれを使う生活者たちに委ねられます。今回の展示では、季節にあわせたグラスや 花器から、安土さんの持ち味が存分に発揮された片口、ペンダントライトまで約300点あまりを販売いたします。

一般にガラス作家は助手をつけて制作を進めますが、安土さんは全ての工程を一人で手がけます。父である安土忠久さんが倉敷ガラスの創始者・小谷員三の薫陶のもと独学でガラス作家となったように、草多さんもガラスを吹く忠久さんの姿を見て作家を志します。教わるよりも、見て、感じて、自ら学びとることで技を身につけ、独自の作品を作り続けています。 そんな安土さんの作品からは、生活者が民衆の日常の暮らしの手仕事から生まれる道具の中に美を見出すことを称揚した、柳宗悦の「民藝」の考えにも通ずる創作への思いも見えてきます。

<ライトシード・ギャラリーとは>
1991年、ワタリウム美術館初めての現代美術展「ライトシード」はスイスのキュレーター、ハラルド・ゼーマンを招聘しサイ・トゥウォンブリ、ヴォルフガンク・ライプ、ミシェル・ヴェルジューの3名の作品を展示し「光」を通じて世界とアートについて対話し交流しようと呼びかけました。光は超越的な物資としての側面と、人間精神のメタファーとしての側面を併せ持つ美術にとって最も普遍的で根源的な存在です。ワタリウム美術館がスタートするにあたってハラルド・ゼーマンが指し示した「精神のバミューダ・トライアングルであれ」という方向はいまもこの場所で息づいています。

Seedは種子、芽、起源、種である。
Seedなしでは生命はない。
Lightなしでは種子の発芽はない。
Lightなしではぬくもりもなく、
Lightなしでは生成も、精神もない。
Lightなしでは浸透してくる闇も、その闇の力を抑制したり、闇のファンタジーを浄化したりすることもない。
Lightなしでは絵画もない。

ライトシード・ギャラリーはその精神を受け継ぎ、光と光の生み出すものを探求することを目標として誕生しました。

- ギャラリー空間構成 -
階段右側に伸びる細長いスペースは、国内外の若手アーティストをはじめ、音楽や建築、デザインなど多様なジャンルにおいて興味深い活動を繰り広げている作家にフォーカスし企画展示、作品の販売を行います。
階段を下りた左側には<ヴューイング・ウォール>。この大きな壁面を生かし、アンディ・ウォーホル、ヨーゼフ・ボイスからキース・ヘリングまで、ワタリウム美術館のコレクション作品から選りすぐりの現代美術のマスターピースを展示します。
ライトシード・ギャラリーは神宮前の三角形の最深部、オン・サンデーズの小さな空間から世界をアートの光で満たしてゆきます。

<アクセス>

所在地
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-7-6
TEL
03-3470-1424
FAX
03-3478-0809
営業時間
<営業時間> オン・サンデーズ&ライトシード・ギャラリー 営業時間11:00~20:00
定休日
無休
Email
onsundays@watarium.co.jp

<マップ>

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