落合陽一:波と景
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落合陽一:波と景
176ページ、フルカラー図版、A4変形版 日本語
KADOKAWA刊
税込価格:7,480円

メディア・アーティストとしてさまざまな領域を横断する活動で注目される落合陽一の初の本格的作品集『波と景』が発売されました。本書のテーマはタイトル通り「波」と「風景」。水や光の波、自然や都市の景色、時間や物質の変容、そしてテクノロジーと自然の融合といったモチーフを中心に、落合陽一が展開してきた多彩な作品群が収録されています。

全4章で構成された『波と景』、第1章「波」のパートではチベットのマニ車と日本庭園から着想した、3Dプリンタで制作した鏡面の彫刻を磁力で空中に浮揚・回転させ、周囲の風景を鏡に映して切り取るインスタレーション作品《借景,波の物象化》 (2018年)にはじまり、波そのものや波による風景の変容をテーマにした作品が収録されています。

続く第2章「蝶」では、デジタル技術によって自然現象を再解釈したインスタレーションや、物質世界とデジタル世界の相互作用を表現した作品を中心に収録。このテーマを象徴する「蝶」の儚さや変容をモチーフに、光や映像と物質の狭間を探求する作品が収録されています。コロイド・ディスプレイを用いた作品、鑑賞者に計算機時代の自然観を問いかける作品《計算機と自然》他を収録。

第3章「華」では、電子工学や仏教思想、日本文化を背景に、メディア(媒体)の本質や知覚の拡張をテーマとする作品が収録されています。収録作品中でも最も初期のものとして、落合陽一が大学在学中に開発した可視化デバイス《電気がみえるブレッドボード》 (2010年)があります。この作品はクロード・シャノンの提唱した「スィッチ理論」に着想を得た情報と物質のインターフェースを問いかけるもので、目にする機会の少ないとても貴重な作品です。また半世紀前のIBM製メインフレーム・コンピュータにまつわる記憶や質感を、現代のメディアアートで表現した《計算と質量の間に》 (2022年) 。落合がライフワークとする「ヌル(Null)」概念を前面に出した映像インスタレーション《ヌル即是色色即是ヌル》 (2022年)などアーティストの核心に触れる作品群を掲載しました。

そして最終章となる第4章「鮎」には、日本的な魚や水辺のモチーフを扱った作品が収録されています。ここではデジタル技術で新たな造形を得た作品が紹介されています。自然とテクノロジーの融合により、命のイメージを新たな形で再構築した作品群です。落合の提唱する計算機自然の概念が写真、版画、木彫などの旧来の技巧と組み合わされ、新たなマン/マシン・ファブリケーションの可能性を展開しています。

読者は本書に収録された代表的な作品を通じて、落合陽一の創作テーマに接近することになるでしょう。それは一貫して「デジタルネイチャー(計算機自然)」というビジョンに支えられています。落合は「コンピュータと自然が親和することで再構築される新たな自然環境」としてデジタルネイチャーの世界像を捉えており、その視座から現代社会における自然観・世界観のアップデートを試みているのです。
また巻末には美術評論家の南條史生、イギリスの日本文化研究家ニコル・クーリッジ・ルマニエール(専門は日本の陶芸史・工芸史)による論考、アーティスト自身によるエッセイ、制作全作品リスト、展覧会履歴を収録。

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