¥6,600
Nam June Paik | I Expose the Music
248ページ、250カラー+モノクロ図版、ハードカバー 英語
価格:6,000円+税
ビデオ・アートの第一人者、メディア・アートの先駆的人物、前衛音楽家、過激なパフォーマンス・アーティスト、ロボットを初めて芸術作品として作った男。
ナムジュン・パイクは生涯を通じてカレイド・スコープのようにその多面的な創造性を作品化しました。この新刊は広大な領域に及ぶパイク作品の中で、アクション/パフォーマンスのライブの瞬間に焦点を当て、その芸術における一貫した要素を紹介する一冊。
1950年代後半からの作曲家としてのキャリアに始まり、スコア、コンセプト、イベントとしての音楽へのアプローチに焦点をあてると同時に、パイクが見出したアイデアとメディア・テクノロジーを用いた方法論がパフォーマンスの世界同時配信、参加型作品、テレビの生放送への関心、マルチメディア作品などへと拡張してゆくプロセスを紹介。本書に収録された豊富なかつその殆どが初出の図版は、パイクのパフォーマンスのクロニクルであり、ライブの瞬間のアーカイブと言えるものです。ライプツィヒのOstwall美術館での展覧会図録として、ナムジュン・パイク・エステートの全面的な協力のもと発行されました。