¥6,600
SUMAYYA VALLY, COUNTERSPACE: SERPENTINE PAVILION 2021 by Sumayya Vally, Counterspace
260ページ、300カラー+モノクロ図版、ソフトカバー 英語
6,000円+税
ヨハネスブルグを拠点にスマヤ・ヴァリー(Sumayya Vally)、アミナ・カスカル(Amina Kaskar)、サラ・デヴィリアス(Sarah de Villiers)が共同主宰する「カウンタースペース(Counterspace)」は、ロンドンのサーペンタイン・ギャラリーの2021年の夏季限定パビリオンの設計者として選出され、ヴァリーがディレクターを務めた。 本プログラムは2021年で第20回を迎え、ヴァリーはその制作をした中で最年少の建築家となる(他のメンバーも同世代)。
本書はヴァリーとデイヴィッド・アジャイ(Sir David Adjaye OBE)による対談や、当プロジェクトのキュレーターであるナタリア・グラボウスカ(Natalia Grabowska)とサーペンタインのアート・ディレクターであるハンス・ウルリッヒ・オブリスト(Hans Ulrich Obrist)によるインタビューも掲載。パビリオン自体の写真に加え、アーカイブのリサーチ画像などを含む膨大な点数のリソースを組み込んだ、彼らのデザイン過程が垣間見え、このパビリオンの設計の根底にある歴史と場所の存在が感じられる一冊に仕上がっている。