¥6,942
日本現代版画:駒井哲郎
1993年(初版)
96ページ、63図版(一部グラビア印刷)、ハードカバー
付:年譜、収録作品リスト、英訳、アルバム
税込価格:6,942円
物質と精神の出会いの世界を描く「銅版画の詩人」。その活動は今日の版画家たちにもはかり知れない影響を与えた。本書は収録作品図版にグラビア印刷を奢った、駒井哲郎の代表作を収めた版画作品集。
駒井哲郎(こまい てつろう 1920-1976)
東京・日本橋生まれ。1935年、西田武雄主宰の日本エッチング研究所で銅版画の技法、素描の指導を受ける。1942年、東京美術学校(現・東京藝術大学)卒。1947年、関野凖一郎の紹介で「一木会」主宰の恩地孝四郎を訪問し同人となる。1951年、瀧口修造を顧問とする実験工房に参加。1954年渡仏。長谷川潔をたびたび訪問。安東次男、丸山薫らとのオリジナル版画による詩画集も多く刊行、銅版画の詩人といわれる。後年、東京藝術大学の教授となり、多くの画家を輩出する。