Dear Earth, Art and Hope in a Time of Crisis
親愛なる地球へ：危機の時代における芸術と希望
176ページ、90カラー／25モノクロ図版、ソフトカバー　英語
税込価格：7,920円

アーティスト、オトボン・ンカンガ（Otobong Nkanga,1974生まれ／ベルギーを拠点とするナイジェリア生まれのアーティスト）の「思いやりとは抵抗の一形態である」という提案にインスパイアされた英国ヘイワードギャラリーでの展覧会『Dear Earth』に併せて発行されたカタログ。豊富な図版で、15名のアーティストたちの気候危機に呼応する作品を紹介し、危機の時代に人々が喜び、共感、そして世界との関係の再認識を促す試みを記録している。アンドレア・バウワーズ、イマニ・ジャクリーヌ・ブラウン、アグネス・デネス、オトボン・ンカンガ、ヒト・シュタイエルなど15名のアーティストが参加、うち10名が女性作家。レイチェル・トーマス、レベッカ・ソルニット、マーヤ・ファウクスとルーベン・ファウクスによる書き下ろしのエッセイは「ラディカル・ケア」という概念と、気候変動に直面したアートの歴史について考察している。