Flying Saucers Are Real!: Jack Womack
空飛ぶ円盤は実在する！：ジャック・ウォマック
288ページ、200カラー図版、ソフトカバー　英語
価格：7,000円＋税

オン・サンデーズのロングセラータイトル『空飛ぶ円盤は実在する！』は、アメリカのSF小説家ジャック・ウォマックのUFOライブラリーのカタログであり、20世紀で最も広まったサブカルチャーの1つの歴史を紐解く一冊でもある。このコレクションは、ミッドセンチュリーを中心に「空飛ぶ円盤」関連の本から抜粋された（表紙のグラフィックを中心にした）数多くの知られざる図版と、著者でありコレクターであるウォマックによるUFO現象の歴史を解説し、そのコレクションについて言及したテキストを収録したもの。また『ニューロマンサー』『モナリザ・オーヴァドライヴ』『カウント・ゼロ』の電脳３部作で知られるサイバーパンクのSF作家ウィリアム・ギブスンによる序文も掲載されている。

ジャック・ウォマックは1958年、ケンタッキー州レキシントン生まれの小説家。著書に『アンビエント』（1987年）、『テラプレーン』（1988年／日本語訳版・早川書房、1992年、黒丸尚訳）、『ヒーザン』（1990年／日本語訳版・早川書房、1992年、黒丸尚訳）、『エルビスシー』（1993年）、『無差別暴力行為』（1994年）、『未来を後回しにしよう』（1996年）、『ゴーイング、ゴーイング、ゴーン』（2001年）がある。シアトルのクラリオン・ウェスト・ワークショップで執筆を教え、1994年にはフィリップ・K・ディック賞を共同受賞。長年ニューヨークに在住。