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清里現代美術館アーカイブ第1巻:エフェメラ
KIYOSATO MUSEUM OF CONTEMPORARY ART. ARCHIVE I: EPHEMERA
512ページ、498カラー図版、ハードカバー
1,500部発行
価格:8,500円+税
現代美術にまつわる印刷物、マルチプルといった、従来のアートでは作品の従属物と見做されていた制作物を中心に蒐集を行った清里現代美術館。市井のコレクターにより1990年山梨県清里に設立された個人美術館でしたが、惜しまれつつも2014年に閉館となりました。本書はその膨大かつ多岐にわたるアーカイブを書籍化するという出版プロジェクトの初のアウトプット。全3巻が予定されている叢書の第1巻となる本書では「エフェメラ(Ephemera)」と呼ばれる案内状・招待状、会場での配布物、ポストカード、書簡などの小印刷物に焦点を当てています。瀧口修造、松澤宥らの日本人作家から、マルセル・デュシャン、ロバート・ラウシェンバーグ、クレス・オルデンバーグ、サイ・トゥオンブリーなどの20世紀美術の巨匠、ダニエル・ビュラン、ドナルド・ジャッド、ハンネ・ダルボーフェンらコンセプチュアル・アートの作家たちまで、清里現代美術館所蔵の貴重なエフェメラ・コレクションの数々を収録しています。