¥17,380 ($110.79)
Joesph Szabo: AMERICAN TEEN
240ページ、158モノクロ図版、ハードカバー 英語
税込価格:17,380円
アメリカ人フォトグラファー、ジョセフ・サボの作品集。
1970年代から1980年代にかけて、ロングアイランドで美術と写真の教師として働いていたジョセフ・サボは、反逆とカウンターカルチャーの時代において自らのアイデンティティを見出そうとする世代のエネルギーに心を打たれ、生徒たちの写真を撮影した。サボのモノクロ写真は、信頼できる「部外者」の視点によって捉えられた、思春期の夢のような世界を描き出している。10代の若者たちは、遊び心あふれる無邪気さでポーズをとったりタバコを吸ったり、ビーチでくつろいだり、ローリング・ストーンズのコンサートでパーティーを楽しんだりしている。思春期の生活の曖昧さに惹かれたサボは、自意識と自己表現によって形作られる過渡期を描き出し、レンズの及ぶ限りの内面の深みへ視線を向けている。
1970年代から2000年代にかけて様々な写真集で初公開されたサボの写真は、多くの写真家や映画監督に影響を与えた。1991年のダイナソーJr.のアルバム「Green Mind」のカバー写真に用いられた一枚を筆頭に、この決定版となる新刊では、著名な作品と未公開作品を集成し、ある世代の忘れがたい肖像と、時代を超えた「成長」の物語を形作っている。
巻頭にソフィア・コッポラとキム・ゴードンによるエッセイを収録。
「私がジョセフ・サボの写真を知ったのは、1991年に発売されたダイナソー・ジュニアのアルバムのジャケットに、タバコを吸っている少女が写っていたのを見たのがきっかけでした。その写真がキム・ゴードンの提案によるものだったとは、当時は知りませんでした。その頃、グレイブル・プレスから『Teenage』が出版され、私はロサンゼルスで開催された展覧会を見に行きました。そこでジョセフに会いましたが、彼は親しみやすく親切な人でした。彼のプリントを1枚手に入れたのですが、風になびく髪でどこかを見つめる少女の写真で、今では自宅の目にとまる場所に飾っています。
私は彼の写真に写る子供たちが大好きです。彼らがポーズをとらないところが。彼らはジョセフとジョセフのカメラをとてもよく知っているから、ありのままの自分でいられるのでしょう。私たちはまるで彼らと一緒に、その世界の一部として、彼らの世界を見つめているような気分になります。それは、大人の世界へ足を踏み入れる前に、自由に、無限の時間を過ごしながら、さまざまに自分を試してみることができる、そんな感覚なのです。」
ー ソフィア・コッポラ ー