¥7,150
BIEN 『Debris 4』
208ページ、A4変型、並製/コデックス装
寄稿:中尾拓哉(美術批評家)
松下徹(アーティスト、SIDE CORE)
デザイン:BIEN、米山菜津子
発売:美術出版社
税込価格:7,150円
現代美術作家、BIENの初作品集。
発売を記念してオン・サンデーズ&ライトシード・ギャラリーでは9月5日(土)より個展「Debris 4-2」を開催します。
<アーティスト・ステートメント>
この度、自身初の作品集『Debris 4』を刊行します。
本作はいわゆる作品写真とその解説が整然と並ぶようなものではなく、作品写真と共に制作過程の資料やスナップ写真が分け隔てなく続く、いままで個人で作ってきた ZINE の延長のような本です。タイトルにある通り、この本は「Debris」と名づけられた ZINE シリーズの 4 冊目にあたります。ほとんどの人がそんな事は知る由もないと思いますが、あえてそういったタイトルにしているのは、だいたいの物事が途中からしか知れず、完璧に全体を見通すことなど不可能だと思うからです。表紙から始まり、背表紙まで、活動初期からここ最近までの写真が時系列に従って並び、途中から始まって、途中で終わるような作りになっています。それはこの作品集が、あくまでも自身の記録の一部分でしかないことを表しています。
気づけば活動をはじめてから、少しばかりの年月が経ちました。今回の刊行に合わせたオン・サンデーズでの展示では、2018年の「理由なき反抗」展以来の、ワタリウム美術館壁面に壁画を制作します。それに加えて、活動初期から制作しているキャンバスへのドローイングと、近作を展示します。常に新しいことに興味がある自分は、その時々の出来事や発見を基に様々なタイプの作品を制作してきました。しかし、展示作品と作品集の制作に取り組みながら自分の活動を振り返っていると、長く続けている作品にも、活動にも、長く続けることでしかわからない変化や発見があるなと、改めて実感しました。
これからも制作は続いていきます。現在進行形で変わり続ける作品の今と、そこに至るまでを記録した作品集を、是非ご覧ください。
BIEN