¥17,600
Gordon Matta-Clark: Passing through moving in and getting away with it
1,008ページ、カラー+モノクロ図版、ハードカバー 英語
サイズ:18.0 x 23.3 x 8.2cm
税込価格:17,600円
ゴードン・マッタ=クラーク『通過し、侵入し、そして逃げ切る』
ゴードン・マッタ=クラークのニューヨーク市グラフィティ写真、1972-73年
1972年から1973年にかけ、アメリカのアーティスト、ゴードン・マッタ=クラークは膨大な数のニューヨーク市のグラフィティを撮影しました。これらの写真は、生まれたばかりの新しいアート・フォームの初期記録であり、都市の崩れゆくインフラを用いて建築と都市設計の社会的・政治的含意を明らかにしたアーティスト、マッタ=クラークの過小評価されている仕事です。
この1000ページを超える写真集は、マッタ=クラークが撮影したフィルムの全ロールから選ばれた全てのフレームを、アーティストのアーカイブに保存されたコンタクトシートの順序通りに収録。都市の壁や地下鉄、バスなど公共の空間に爆発的に広がったグラフィティへのマッタ=クラークの執着を示し、路上や地下鉄ホームでの撮影から郊外の鉄道車両基地への不法侵入へと移行するにつれ、マッタ=クラークの行動がより大胆になっていく様子を伝えています。これらの記録的な撮影行為の最中、作者はまた、放棄された建築物やインフラ、そして都市における社会的な営みも撮影しています。それらの写真も本書には含まれており、グラフィティと、これまで作者の仕事としてより広く語られてきた主題との関係性を示しています。この驚異的なアーカイブの年代順かつ網羅的な構成は、これまで未公開だった多数の写真によって初期のグラフィティに新たな発見をもたらしています。
アーティストは、グラフィティを越境的で反権威的な実践として評価し、それを自身の制作において追究してきた多くの性質と響き合うものとして捉えていました。本書のタイトルは、これらの写真を撮影し始める数年前に、作者がノートに書き留めたテキストに由来しています。それは、作者自身のアートプロセスを指しているとも、あるいは深夜にスプレー缶を手に地下鉄のトンネルへ忍び込む少年の体験を描写しているとも読み取ることができるタイトルです。
掲載アーティスト:JEE126、STITCH1、SNAKE131、FUTURA2000、STAYHIGH149、STAFF161、SNAKE1、PHASE2、PYTHON120、COOL CLIFF120、BABY FACE86、CAY161、JUNIOR161、 その他多数。