¥6,000
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<チケット> 新・読書会第1期:安藤礼二による鈴木大拙『日本的霊性』
会場:オン・サンデーズB1ブックショップ
開催日時
第1回:10月9日(木)19時〜21時(120分)
第2回:11月27日(木)19時〜21時(120分)
第3回:2026年1月29日(木)19時〜21時(120分)
参加費・3回通し:税込6,000円
定員30名
オン・サンデーズでは「新・読書会」と題して、近・現代の文芸、哲学、宗教そして芸術において新しい古典=「新古典」と呼びうる書籍を選出し、残響音のような、読み手の意識の中にいつまでも響き続ける「何か」を見出すことを目指した読書会をスタートいたします。
その第1シリーズとして、近代日本が生んだ宗教哲学の巨人たちを論じた『大拙』『折口信夫』、南方熊楠を大拙との対照において論じた『熊楠: 生命と霊性』などの著作で知られる文芸評論家・安藤礼二氏をお迎えして、鈴木大拙の『日本的霊性』を読む会を3回に渡り開催します。
ときに読書会の枠組みを逸脱してゆくような、「新しい読書」を誘発する読書体験を楽しみましょう!
<対象書籍>
『日本的霊性 完全版』 (角川ソフィア文庫)鈴木 大拙・著
日本人がほんとうの意味で宗教と出会った時代はいつか。鈴木大拙が、鎌倉時代の法然・親鸞と禅宗に日本人らしい宗教的本質を見出し、宗教とは何か、信仰とは何かの真意をわかりやすく解いた名著。昭和19年、鈴木大拙は軍部が宣揚する日本精神に対抗して日本的霊性を唱え本書を著した。大拙は精神の根底には霊性(宗教意識)があると主張。鎌倉時代の浄土系宗教と禅宗を重視した。念仏や禅の本質を生活と結びつけ、わかりやすい言葉で日本人が持つべき心の支柱を語る代表作。
今回は大拙が戦後、長文の序を付して再刊した第2版を底本とした「完全版」を精読します。