百野幹人「水の流れ」
96ページ、88カラー／モノクロ図版、ソフトカバー
ブック・デザイン：Mikito Hyakuno
カバー・アートワーク：Taikou Kaneda
印刷：inuunig Co. Ltd
初版150部
税込価格：5,500円

世界各地を旅して、その自然、出会った人々、目の前で起こった出来事を撮り続けている写真家、百野幹人の初写真集。インドとカリフォルニアというふたつの土地における光景を写真集の見開きに配し、異なる場所、異なる時間の中から直観的に見出された響き合う何かを定着させて、見るものにイマジネーションの世界への往復切符を手渡してくれるような一冊です。

「3月のインド旅の寝台列車で写真フォルダーを整理していた時に、2018年のスクリーンショット履歴から出てきた「クラリッセ・リスペクトル」という作家に再び出会い、"水の流れ"という本の日本語訳が帰国後に発売され、読み進めていると今伝えたい言葉たちだった。タイトルはそこから拝借しています。自分自身の等身大な本。自己紹介のような卒業文集のような。自分と出会った事がある人、これから知る人にも見てほしい本です」　
百野幹人

作家プロフィール
2000年、湘南出身。現在、東京と湘南を拠点に活動。
身体性をテーマにした写真家として、JIZENの「身体の精神」から外れた立場で個人作品を制作。
Taikou Kanedaと共同で出版プロジェクト「Bong Sadhu」を運営。