¥12,100
Tyler Mitchell: Wish this was Real
272ページ、259カラー図班、ソフトカバー/スイス装 英語
税込価格:12,100円
タイラー・ミッチェル(1995年生まれ)は、アメリカのファッション写真家。ブルックリン、ニューヨークを拠点としており、アフリカ系アメリカ人として初めて、また最年少写真家として『Vogue』誌の表紙を飾ったビヨンセのカバー写真(2018年9月号)でもよく知られています。
この新刊『 Wish this was Real』は2024年にベルリンで開幕し、その後フィンランド写真美術館、フォト・エリゼ、メゾン・エウロペエンヌ・ド・ラ・フォトグラフィ、フォト・アーセナル・ウィーンを巡回した同名の展覧会に併せて出版されたもの。
15歳の時にスパイク・ジョンズのスケートビデオに触発され、スケートを撮影することから映像表現の道に踏み込んだタイラー・ミッチェルは、やがてニューヨーク大学ティッシュ芸術学校に通い映画撮影を学びました。そのセンセーショナルなデビュー以来ミッチェルは、21世紀の黒人の美、ユートピア、アメリカの新たなコミュニティ・シーンのイメージを捉え、生み出してきました。本書はミッチェルの初期作品の決定的なサーベイであると同時に、その多様性に満ちたポートレイト写真から、黒人の知的遺産を参照するために透き通った生地や彫刻にプリントされた作品まで、ミッチェルの活動を包括的にまとめた一冊です。