¥3,080
Marcel Duchamp: The Afternoon InterviewsBy Calvin Tomkins.
102ページ、10モノクロ図版、ペーパーバック 英語
税込価格:3,080円
1964年、カルヴィン・トムキンズはアーティストの自宅アパートで、マルセル・デュシャンとのリラックスした午後の対談を数回にわたって行いました。この本はくだけた雰囲気のもとに行われたダイアローグの記録であり、遊び心のあるアイデアと率直な回答に満ちています。例えば、アートディーラーの重要性について尋ねられたデュシャンは次のように述べています「非常に良い面と非常に悪い面が同時にある」と答えています。彼らは多くの若者を世に送り出した。彼らはアーティストの背中のシラミだ。コレクターもまた寄生虫だ。アーティストは、これらの寄生虫が群がる美しい花だ。」
マルセル・デュシャン (Marcel Duchamp)
1887年生まれ。レディメイドや大ガラスといった作品によって、20世紀の現代アートに決定的な影響を与える。1968年没。
カルヴィン・トムキンズ (Calvin Tomkins)
1925 年ニュージャージー州生まれ。1960 年に『ニューヨーカー』誌のスタッフライターとして入社。ジョン・ケージ、ロバート・ラウシェンバーグ、マース・カニングハム、レオ・カステリ、ダミアン・ハースト、リチャード・セラ、ブルース・ナウマン、シンディ・シャーマン、ジャスパー・ジョーンズなど数多くの芸術家にインタビューを行い、その印象的なプロフィールを鮮やかに描きだしている。
著書に『The Bride and the Bachelors』(1965)、『Living Well Is the Best Revenge』(1971)、『Lives of the Artists』(2008)、『Duchamp: A Biography』(1996)など。