深瀬昌久『洋子』
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深瀬昌久『洋子』
168ページ、108モノクロ図版、ハードカバー 日/英語
監修:トモ・コスガ
執筆: 山岸章二、瀬戸内晴美、深瀬昌久、戸田昌子、三好洋子(旧・深瀬)
税込価格:7,150円

1人の男が10年余りの歳月をかけてのちに妻となる1人の女性を撮った写真を編んだ、写真家・深瀬正久の1978年刊行の『朝日ソノラマ写真選書8 洋子』の復刊。約半世紀ぶりに刊行される本書は、被写体である三好洋子の全面的な協力のもと、深瀬昌久アーカイブスディレクターであるトモ・コスガの監修により、原版のすべての写真と文章を収録。また新たに当時のテキストと戸田昌子による寄稿文、そして三好洋子からの復刊に寄せられた言葉を収載。一冊の名作写真集が時間を経て今に蘇ることの意義を、構成や造本の面からも追求したもの。

深瀬と洋子は1963年に出会い、64年に結婚。60年代には新婚の二人が暮らした草加松原団地で、70年代には深瀬の故郷の北海道、洋子の生地の金沢、伊豆や京都と各地を舞台に撮影を重ねた。1973年には毎朝洒落れた出立ちで出勤する洋子のさまざまなポーズを4階の自宅窓から望遠レンズでとらえた《無題(窓から)》と題する一連も生まれ、これらの写真群は1964年から1976年にかけて『カメラ毎日』誌上で間欠的に発表された。1974年にはニューヨーク近代美術館(MoMA)で開催された「New Japanese Photography」展に深瀬の作品が出品され、二人が現地を訪れた旅の様子も写真に収められている。
今回の復刊にあたっては判型を大きくし、一枚一枚の写真と向き合う力を高めるとともに、所々に飛来し二人の未来を暗示するかのような「鴉(RAVENS)」からの写真を追加。あらためて『洋子』において、深瀬が写したものは何であったか、戦後世代が負う時代精神を背景に、写真の本質的な問いであり可能性でもある二人の関係性を見つめる一冊となっている。

深瀬昌久 (Masahisa Fukase)
1934年、北海道中川郡美深町に生まれる。日本大学芸術学部写真学科卒業。日本デザインセンターや河出書房新社などの勤務を経て、1968年に独立。1974年、アメリカ・MoMAで開催された歴史的な日本写真の展覧会「New Japanese Photography」への出展を皮切りに、これまで世界各国の展覧会に出展多数。1992年、不慮の事故で脳障害を負い、20年間の闘病の末、2012年没。享年78。代表作「鴉」は日本写真の金字塔として世界的に高い評価を得ている。没後に創設された深瀬昌久アーカイブスの働きにより、2017年には仏・アルル国際写真祭にて没後初の大回顧展「l'incurable égoïste」を開催。2018年、京都のKYOTOGRAPHIE にて国内初の回顧展「遊戯」を開催。また同年、蘭・Foamにて美術館初となる回顧展「Private Scenes」を開催。その開催に合わせて、深瀬がその生涯をかけて制作した作品群を編さんした写真集「Masahisa Fukase」(赤々舎より日本語版、Editions Xavier Barralより英語版及び仏語版)が刊行された。以降も「Kill the Pig」(Ibasho & the (M) éditions 2021)「サスケ」(Editions Xavier Barral、赤々舎 2021)「家族」(Mack 2019)など、多数の作品集が刊行されている。

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