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2024/12/06 16:56

アキラ・ザ・ハスラー『売男日記 / 妓男日記 / 남창 일기 / A Whore Diary』
リニューアル復刊記念トーク&ブック・サイニング


20241218日(水)19時〜21会場:オン・サンデーズ地下書店出演:AKIRA THE HUSTLER(現代美術作家)、和多利浩一(ワタリウム美術館キュレーター)参加費無料・要予約:メールonsundays@watarium.co.jp まで、お名前/参加人数/連絡先電話番号をご記入のうえ、件名を「ハスラーアキラ売男日記・トーク」としてお送りください。



2000年に初版(ワタリウム美術館/OTA FINE ARTS)、2018年に韓国(SUNNY BOOKS)でも出版された、美術家アキラ・ザ・ハスラーの名著『売男日記 / A Whore Diary』が待望のリニューアル復刊!その出版を記念してアーティストを迎えてトーク&サイン会を開催します。 新刊『売男日記 / 妓男日記 / 남창 일기 / A Whore Diary
日本語、中国語(繁体字)、韓国語、英語
サイズ:138mm × 210mm、ページ数:160p税込価格:3,300

<本書序文より>
「二十世紀の終わり頃。ぼくはセックスワーカーとクィアの生活を明るい陽の光の中で描きたかった。彼らはいつも物語の中で、カビ臭い部屋と笑い物にされたあげく唐突に死ぬ運命しか与えられていなかったから。
だからぼくは、いつも笑っていようとした。
途中から笑い顔の仮面をつけてる気持ちになったこともあった。
(中略)
初版が出た頃から時計の針を逆に戻してみると、道の上にはごろごろと生と同じくらいの数のクィア達の病と死がフワフワ浮かんでいる。そうなのだとすれば、死んだ星の放つ光はどうしてあんなに眩しいのだろう。僕らの行く先をどうしてこんなに指し示そうとして来るのだろう。その光はいまだに船を漕ぐぼくらの旅の縁(よすが)だ。旅人たちを繋げて、 ぼくらは勝手に彼らに励まされている。
今も光ってる、ほら見えるでしょ?」
アキラ・ザ・ハスラー 20249

アキラ・ザ・ハスラー(Akira The Hustler
1969年、東京都生まれ。1995年、京都市立芸術大学大学院絵画研究科卒業。学生時代からAPP(エイズ・ポスター・プロジェクト)の活動などを通してアクティビストとしても活動。その後もエイズ、セクシャリティ、原発、人種差別等、様々な社会問題をテーマに作品を制作。近年の展覧会に「Here’s Your PlaygroundOta Fine Arts、東京(2023年)、「STREET JUSTICE: Art, Sound and PowerGalaxy銀河系、東京(2018年)、「リボーンアート・フェスティバル2017」石巻市、宮城(2017年)、「ラヴズ・ボディー-生と性を巡る表現」東京都写真美術館、東京(2010年)など。主な収蔵先にCollection Lambert、ワタリウム美術館など。


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