オンサンデーズ オンラインストア

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2021/06/25 16:31

明け方からの雨も降りやみ、およそ梅雨時とは思えない晴天が突き抜けるような天気です。こんな日にはお気に入りのショーパンに、これまた着馴染んだTシャツでビール片手に鉢植えでも弄っていたいものです。


Tシャツといえば今年もオン・サンデーズではいろいろなアーティストや写真家によるTシャツフェアがスタートしました。例年のように現代アートの注目作家のオリジナルから、90年代をイメージさせるフォトグラファーの作品をプリントしたものまで50点以上の見応え、着心地ともにヨシ!なTシャツが揃っています。


今日のオススメはヴィム・ヴェンダース監督の1984年公開の映画「パリ、テキサス」の冒頭シーン、荒野を放浪する主人公トラヴィスを捉えたシーンをプリントした一枚です。

クッタクタの背広に赤いベースボールキャップを被ったトラヴィスは、街中で見かければヤバい人認定されてしまうかもですが、ここ荒野ではこれこそが正装!となるリアリティあるスタイルで画面に現れます。そこに被さるライ・クーダーのボトルネック・ギター。気分はたちまち1984年に引き戻されてゆきます。当時のオン・サンデーズでは毎週末に店内でフィルム上映会をおこなっておりまして、まだブレイク前のヴェンダースの作品がスクリーンにかかることも多かったのです。外窓に暗幕をかけてゲーテ・インスティテュートから借り出した16mmフィルムをELMOの映写機で上映。さすがにヒット作品「パリ、テキサス」の上映こそありませんでしたが、初期の作品「都市の夏」「都会のアリス」などは狭い店内が満員御礼となるほどの人気がありました。夏の夕方などはてんで効かない冷房を止めて、扇風機を運び込み暑いなかでの映画鑑賞だったような、、、当時は今に比べると真夏の夜でも幾らかの涼しさがあったような気がします。

ときには遠い記憶を思い出す呼び声になるのも、Tシャツというアイテムの特徴かもしれません。


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