¥10,670
COPY MACHINE MANIFESTOS: ARTISTS WHO MAKE ZINES
448ページ、1,000からー+モノクロ図班、ソフトカバー 英語
税込価格:10,670円
ニューヨークのブルックリン美術館で開催された展覧会「COPY MACHINE MANIFESTOS: ARTISTS WHO MAKE ZINES」に伴い刊行された、北米で制作されたアーティストによるZINEの歴史を紹介する作品集。同展は北米に焦点を当てたアーティスト・ジンを紹介する初の展覧会。1970年代以降、ZINEは「ファンジン」、雑誌、テキストと画像を収録した自費出版冊子の略語として、コピー機(ゼロックス)で作られる形式を中心に普及し、メインストリーム文化の外で活動を行う多くの人々に発言権とそのアティテュードを可視化する力を与えてきた。アーティストたちは、コミュニケーションやコミュニティ形成においてZINEという媒体が果たす本質的な役割を活用し、あらゆるメディアを横断する創作活動への物質的かつ概念的なアプローチを変革るツール、あるいはメディウムとしてZINEを用いてきた。本書は、これまでにないほど豊富にアーティスト・ジンの歴史を捉え、ビジュアルアートの系譜と文脈の中に位置付けて1970年以降過去50年間分の活力に満ちたその成長を探る。絵画、写真、映画、映像、パフォーマンスなど、ZINE以外の媒体を用いた作品とともに、何百ものZINEの表紙と内容が図版で余すことなく掲載されている。トム・サックス、レレ・サヴェリ、マーク・ゴンザレス、エド・テンプルトン、ミランダ・ジュライ、ブルース・ラ・ブルース、テレンス・コー、アリ・マルコポロス、レイモンド・ペティボンなど100名以上が並ぶ。巻末には参加全作家のバイオグラフィを収録している。