¥12,100
KAZUO SHINOHARA: TRAVERSING THE HOUSE AND THE CITY
320ページ、150カラー図版、ハードカバー 英語
税込価格:12,100円
今年の3月に生誕100年を記念して初公開された「上原曲り道の住宅」で知られる篠原一男(1925–2006)は、日本の戦後世代において最も影響力のある建築家の一人である。彼は「住宅は芸術である」という信念を創作の起点とし、家庭生活、伝統、構造、スケール、自然、そして都市に対する私たちの認識を再構築し、崇高な美しさを備えた純粋主義的な住宅を創り出した。篠原の建築に根ざすフォルマリズムは、その作品に、簡潔さと驚き、秩序と予期せぬ出来事が融合した詩的な質感を付与している。メタボリズム以降の日本建築を磯崎新とともに牽引した篠原は、実務と並行して教壇に立ち続けたプロフェッサーアキテクトとしても知られている、
篠原自身は自身の創作活動を4つの様式に分類していた。本書は、これまで見過ごされてきた第四の様式に属する後期の公共建築規模の作品を、初期の代表的な住宅作品と並べて提示することで、住宅と都市の等価性を主張した建築家の姿勢を明らかにする。新たな学術論考、施主や協力者へのインタビュー、そして篠原の主要なテキストに加え、未公開のアーカイブ図面や篠原自身が撮影した個人的な旅行写真も収録。