¥1,980
オルタナティブ民俗学
四六判、182ページ、ソフトカバー
著者:島村恭則・畑中章宏
ブックデザイン:軸原ヨウスケ・中野香
発行:誠光社
税込価格:1,980円
農政官僚であった柳田國男が志した、地方学であり、民間学でもあった民俗学とはどのような学問か。
民俗学にとって東北や沖縄は辺境か中心か。
民俗学と民藝運動はどのように接近し、どのように袂を分かったのか。
民俗学に女性たちはどのように参加し、民俗学は女性たちとどのように関わったのか。
編集者であり、在野に位置する民俗学者畑中章宏と、21世紀の日本民俗学をリードする島村恭則が、膨大な人名書名を連ねながら語り尽くす民俗学のオルタナティブ性。2024年、京都の誠光社にて開催された全六回の連続対談レクチャーに加筆修正を施し書籍化。帯を広げると柳田國男を中心とした民俗学相関図が現れます。