¥1,500
SIDE CORE: Road to Noto 画用木炭
SIDE CORE × 株式会社伊研
原材料:欅(けやき)柱材
サイズ(箱):22.0 X 5.0 X 5.0cm
税込価格:1,500円
アートチーム SIDE CORE と、日本で唯一の画用木炭メーカーである株式会社伊研の協働により制作された特別な木炭。
能登半島・珠洲市蛸島町にある水上神社の解体に際し、その欅(けやき)の柱材を譲り受け、横浜市金沢区の伊研本社工場にて製炭しました。伊研は1950年創業の画用木炭の製造を続ける老舗であり、日本で唯一、伝統的な炭化技術を継承する工房です。
かつて地域の人々を見守ってきた神社の木が、いま「描くための道具」として再び息づきます。
「Road to Noto」は、SIDE CORE個展『Living road, Living space』の一環として行われる、能登半島・珠洲市に関わるプログラムです。プログラムは「ビジティングプログラム」と「チャリティープログラム」の2つで構成されていて、どちらも能登半島・珠洲市への“道”を作ることを目指しています。ここでいう“道”とは、特定の目的のある道ではなく、参加する人それぞれの目線で能登半島を知ること、訪れること、関わることを意味しています。発災当初、能登への道が物理的にも行政的にも 行けない アナウンスでしたが、それも変わってきています。 「ビジティングプログラム」では、SIDE COREが制作したガイドブックを手に、珠洲市内を巡ります。期間中は、SIDE COREやゲストアーティスト、能登半島を拠点に活動するアーティストたちの作品展示やイベントも開催され、それぞれの視点から能登半島を紹介します。 「チャリティープログラム」では、廃業が決まった能登のスズトウシャドウ印刷所の廃棄予定の紙を使ってランダムに作られたノート(現在完売)や震災の瓦礫を炭化して作られた画用木炭と墨染Tシャツ、奥能登塩田村と一緒に作った塩など能登半島由来の素材を使用しています。
販売で得られた利益(販売額から原価・販売経費を引いた額)はすべて、「Road to Noto」の制作・運営費に充てられます。たとえば、珠洲市でのツアー用作品制作や、旅のしおり作成など、ビジティングプログラムにかかる費用に使われます。 これらを通して、能登のことを知ったり、応援したり、関わるきっかけになればと思います。